第7回三木市ユネスコ協会
総会あいさつ

会長 有野 勇

平成23年5月17日
みなさまおはようございます。冒頭で東日本大震災の犠牲者のみなさまに黙祷をささげましたが、被災されたみなさまはそのあと大変な日々を送られています。地震と津波の後にもたらされた原発事故も加わり、日本は戦後最大の苦難に立ち向かっています。本年度事業の大きな柱として、被災地の人々への支援を優先的に行なうことが求められています。

さて、そんな中、東北の被災地に朗報が舞い込んできました。政府が世界遺産に推薦していた”平泉の文化遺産”(岩手県)と”小笠原諸島”(東京都)にユネスコの諮問機関が登録を勧告したと発表されました。6月の世界遺産委員会で正式に決定されますが、ぜひとも正式に決定していただきたいと思っています。

ところで、昨年夏には「平和の鐘を鳴らそう」と合わせて「第3回学生サミット in三木」を、市議会場をお借りして開催いたしました。 会場には市内の高校や中学校の生徒会代表など40名のみなさまに参加していただきました。そして、学ぶ場に恵まれない国に学校を建てるために「書き損じハガキ」を集めて、その資金に充てようという結論を得ました。 そこで、郵便局、学校、さらに公民館など市の施設などに「ユネスコ世界寺子屋運動・書き損じハガキBOX」を置かせていただき、2月には市役所ホールに於いて「書き損じハガキ収集協力感謝式」を行いました。その時点で、5200枚を超えるハガキを確認しました。多くの皆さまから、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。本協会では本年度もこの運動を続けてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

 また、日本ユネスコ協会連盟は、100年後の子ども達に、長い歴史と伝統のもとで豊かにつちかわれてきた地域の文化・自然遺産を伝える「ユネスコ未来遺産運動」を展開しています。近代化やグローバル化などの激しい社会変動の中、日本の地方は過疎化や高齢化の波に見舞われ、長い歴史を越えて、引き継がれてきた豊かな文化・自然遺産が急速に損なわれ、中には消滅の危機にひんしているものもあります。 未来に伝えたい地域の文化・自然遺産(わたしの町の宝もの)を守る市民運動を「ユネスコ未来遺産プロジェクト」として登録しユネスコ協会が中に立ち、同じ問題意識のもとで活動する他団体や行政とも積極的に提携して盛りあげを図ろうとするものです。そのため、こども達がふるさとの素晴らしさを発見し、ふるさとに誇りと愛着を持って成長できるよう、学校での「地域の宝もの発見プロジェクト」などをお願いできればと考えています。 

 このように、三木市ユネスコ協会は、今後も地域に沿った活動を続けてまいります。みなさまのご支援とご協力をお願いいたします。ありがとうございました。

 

世界寺子屋運動は、世界各国の子どもたちや大人が「学びの場=寺子屋」で読み書きや算数を学べるように、教育のチャンスを支援する運動です。


UNESCO世界遺産センターは、世界遺産条約に基づき、顕著で普遍的な価値のある文化遺産や自然遺産を未来に守り伝えていくための国際協力の枠組みをつくり、世界各国に世界遺産条約への批准や世界遺産の保護を呼びかけています。


三木市ユネスコ協会が、環境問題への取り組みや世界と地域をつなぐ活動として続ける交流イベントをご紹介します。


三木市ユネスコ協会が実施する「世界遺産ツアー」についてご紹介します。第1回は奈良ツアーでした。